小さな会社で働いてみた!メリットとデメリット

2021-01-05

こんにちは!今まで従業員数何万人かの規模の大きな企業から、10名以下の小さな会社まで、さまざまな会社で働いてきた人 きょうこ( @kyo_san_san_3 ) です。

今回は、私が会計事務所で働いていたときの経験を元に、従業員数の少ない会社で働くメリットとデメリットについて記事にしてみました。今から小中規模の会社で働く予定の人へ参考になればと思います。

kuronyan
kuronyan
へぇ~働いた会計事務所は従業員数は何人だったの?
shironyan
shironyan
私を含めて10名かな。でもそのうちの1人は所長の奥さん、1人は銀行から出向してた人

ある会計事務所での日常

小さな会社メリット・デメリット

当時私は会計事務所で監査の仕事を希望していたのですが、簿記3級しか取得しておらず、あえなくその会計事務所では、総務として採用されました。

総務といっても小さな事務所ですから、総務的な主な仕事は電話取りとお茶出し、あとは所長の奥さんがやっている請求書出力の手伝いでした。

朝は時間が来ると、社員総出で掃除しました。事務所の中と外の担当はローテーションが組まれ、一週間ごとに変わります。そして簡単な掃除を済ませたあとは、みんなで朝の会をして、ラジオ体操をしていました。

私がいた会計事務所の所長さんはまあまあ年配の方で、社員も若手は少なく、勤続ウン十年の人が幅をきかせているような事務所でした。

そこで若手の私は、せっせと総務的なお仕事をしながら自分でも会計の勉強をして、そのうち監査の補助的な仕事を任せてもらえるようになりました。伝票の入力や、資料の作成などですね。あと確定申告の時期にはたくさんの申告書を印刷してカオスだったのを思い出します。。今と違って電子申告があまり普及していない時期でした。

お昼時や、おやつの時間、誰かがお菓子をもらってきたときなどは、私がお茶やコーヒーを用意していました。今と違ってコーヒーマシーンもあまりメジャーではなかったので、作業量がハンパなかったです。

昼過ぎに所長の奥さんが外車でやってきます。きっと経費で買えたんでしょう。。

その奥さんと簡単なミーティングや世間話をして、残業がなければ一日は終わりです。

小さな会社で働く人々

たった10名ほどの事務所でしたが、さまざまな方がいました。

たぶん定年をとうに越した男性で、ものすごく働き者!かなり我が強い所長の右腕のポジションの方でしたが、物腰が柔らかく、常に冷静で、みんなの相談役でした。

また若手の人で、会計の専門学校から入所された男性。のんびりしていて、いつも所長に怒られていましたが、事務処理は正確、知識も豊富で、みんなからは一目置かれていた存在でした。

所長の奥さんを除き、私のほかにも女性がいました。その人は大学で会計を学んで、卒業と同時に税理士の資格を取った人で、私よりも年下でしたが、すごく尊敬していました。私はその人から、よく簿記を学んでいました。

私と同じ時期に入った年下の男性は、税理士の科目合格者でした。一見チャラ男に見えるのですが、決断力があり、仕事ではかなり頼りになる若手のホープでした。もうすごく昔のはなしですが、多分今でもその事務所で働いているはずです。

会計事務所という特殊なサービス業の中で働く人なので、やはりみんな高スキルを持ち、そのスキルを存分に活かしてみんな働いていました。

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小さな会社で働くメリット

業務を幅広く経験できる

小さな会社は人的なリソースも限られてくるので、兼務が必須です。

私は総務でしたが、クライアントの伝票を打ち込んだり、保険代理店の業務も担当、試算表やP/Lなど会計システム上の資料を管理したり、監査の補助業務も経験することができました。

社内業務のボリュームが少なめ

一方で、業務量はさほど多くありませんでした。

規模の大きい企業になると、定例会議の資料作り、説明のためのパワポ作り、事業部ごとの説明など、色々と事務も煩雑になりますが、小さな会社だと、そのへんはなく、一つ一つの作業もシンプルに進められます。

必要なポジション

少数精鋭という言葉がありますが、一人ひとり役割や任務がはっきりしています。

直近ではジョブ型雇用という雇用体系も話題になっていますが、小さな会社ではすでに昔からジョブ型雇用をしているような気がします。あいまいなポジションでは採用をしていないです。

採用に関する予算も少ないですし、小さな会社では、新卒の採用よりも中途採用に力を入れていて、個人のすでに持っている技術や能力にピンポイントにオファーをしています。

そのため、働き出してからのミスマッチが起こりにくいと思います。

出世しやすい

人が少ない分、出世の競争相手も少ないです。それに加え、上司との距離が近いと、自分の仕事の成果をダイレクトに評価してもらえると思います。

また人材の流動が激しい小さな会社では、勤続年数が長いだけで重要なポストを与えられることもあります。そのような会社でポストについても、あまり喜ばしいことではないかも知れませんが、自分が上に立つことで、会社をより良く改革できる人であれば、この出世によって活躍できるでしょう。

自分の力を試せる

まだあまり自信のない技術や知識、思いつきなどを実行に移しやすい環境が小さな会社にはあると思います。

規模の大きい会社ですと、プロジェクトなども大がかりになります。失敗をすると、莫大な費用が飛んでいきますが、小さな会社でこじんまりと試すプロジェクトであれば、多少の軌道修正や、最悪、中止の選択もしやすいでしょう。

小さな会社で働くデメリット

残業が多いところもある

私のいた会計事務所では、確定申告の時期である2月や企業の決算が集中する時期のみ残業が発生していました。そのほかの時期はわりと定時でみなさん帰宅をしていました。

しかし、業界や人的なリソースが不足している会社では、恒常的に残業が発生するところも多いようです。特に勤務管理がしっかりされていない会社もあるため、入社を考えている場合にはしっかりリサーチをした方がいいと思います。

教育が整っていない

大きな会社だと、業務に関する研修を用意しているところもあります。教育にも費用がかかりますので、小さな会社だと、あまりそれを重要視していない会社もあります。

また小さな会社は、すでに会社が欲しい能力や技術を持っている人だけの採用を前提にしている場合が多いです。

基本的に小さな会社で働くときには、自分でやりたい分野の知識や技術、または資格を身に着けてから、働くことをおすすめします。

給料が安いことも

業種にもよると思いますが、同じ仕事をしても、小さな会社の方がお給料が安いことがあります。ボーナスがなかったり、住宅や家族に対する手当がないこともあります。

また最悪、きちんと毎月安定してお給料をもらえない場合もあるかも知れません。まぁそんなときには、すぐに然るべきところに相談して、転職も視野に入れましょう。。

人間関係が業務に影響する

社内の雰囲気が良かったり、質問がしやすい環境であれば、コミュニケーションもうまれて、業務の生産性が高まります。逆に会話がない職場や、社員同士で足の引っ張り合いの多い環境だと、仕事もなかなかうまく進みません。

特に少数精鋭でまわっている会社は、社内の関係が良好である必要があります。

まとめ

規模の大きい会社でも小さな会社でも、それぞれメリット・デメリットはあります。働く人や職種によっても合う・合わないもあります。

転職を考える際には、自分の理想の働き方や、知識やスキルが活かせるように、会社の規模にもこだわって検討をしていきましょう。