派遣社員になるメリット・デメリットとは?私の体験談から
新卒で入社した会社には、派遣社員さんが数名働いていました。当時は、今まで専門的な業務に限定されていた派遣の対象業務が、OA事務の領域まで広がり始めたばかりの頃。新卒で正社員として入った自分と同じような仕事を、「派遣」という別の雇用形態で、同じ職場でする方がいたのです。
その当時の率直な感想は、「なんか壁がある」「終業時間になったらすぐ帰るんだな」でした。
時が過ぎ、自分自身が派遣社員を経験してみてから、当時の派遣さんの気持ちが少しわかるようになってきました。正社員、契約社員、バイト、パート、派遣社員、とさまざまな雇用形態で働いた経験がある筆者が、特に派遣社員のメリット・デメリットを経験から語ってみようと思います。
派遣社員になったきっかけ

そもそも正社員を辞めたのは、結婚をして自身のライフスタイルに変化があったからでした。
正社員で働いていた会社では、家事や育児と仕事を両立されている方はたくさんいて、会社にも時短の制度や育休などの制度は整っていたのですが、物理的に時短はされても、仕事量は今までと変わらずでした。そのため、結果的にいつも仕事に追われ、また時間内に終わらせないといけないというプレッシャーに押しつぶされそうな方もいました。私自身は結婚後まだ子供がいなかったので、その会社で時短制度は利用しなかったのですが、やはりフルタイムで働いて残業もこなして、帰って旦那のために食事を作ったり、家事をこなすのが自分にはキツかったのです。。(両立されている方はすごい!)そこであっさりと辞めてしまいました。
辞めてからしばらく専業主婦になり、自分の興味を持った資格の勉強をしたり、アルバイトをしていたのですが、まだ子供がいなかったこともあり、一日を持て余すことが増えました。そこで、就職活動を始めたのですが、なかなか正社員としていい仕事に巡り会うことができませんでした。たまたま目にした広告で派遣社員の登録をして、そこですぐお仕事を紹介していただき、私の派遣社員生活が始まりました。特に派遣社員に魅力を感じて始めたわけではなく、藁をもすがる思いで派遣になった、という表現の方が合っているかもしれません(笑)
派遣社員のメリットとは?
派遣社員で働くまでは、ネガティブな印象しかありませんでした。なにせ私が昔働いていた会社にいた派遣さんとは「見えない壁」があったので。。自分自身も正社員の方にとってそのような扱いになるのかな、という一抹の不安があったのです。
しかし実際に自分が逆の立場になって働いてみると、メリットもたくさんあることに気が付きました。
- ライフスタイルに合わせて就業時間や場所が選べる
- アルバイトやパートと比べて時給が高め
- 正攻法では就職の難易度の高い大企業でも、働きやすい(雇ってもらいやすい)
- 色々な会社を選べる
- 契約以外の仕事は発生しにくい
- お給料の交渉がしやすい(雇用主である派遣元が、派遣先と色々な交渉をしてくれる)
特に最近では、正社員の方と変わらないような仕事を、派遣社員に任される会社もあるため、アルバイトやパートと比べて時給が高めなのは嬉しいですよね。残業が多い会社だと、へたしたら正社員の方よりも月給が良い・・なんてこともありました。派遣社員は働いたら働いた分だけ請求できるので、サービス残業は存在しません。またなにか派遣先で問題が発生すると、すぐに派遣元の担当者に相談ができるのも安心です。
派遣社員のデメリットとは?
では逆にデメリットはどうでしょうか。
- 雇用・収入が不安定
- 責任ある仕事を任せてもらえないことが多い
- ボーナスは基本なし
- 交通費もないときがある
- 正社員との壁
- 情報共有がされないことがある
私が感じた一番のデメリットは、「責任ある仕事を任せてもらえない」ことでした。
派遣社員は基本、雇用期間に制限があり、数か月ごとに契約更新のある社員です。せっかく時間をかけて仕事を教えても、数か月後に辞めるかもしれませんし、雇っている会社がなんらかの事情で、その人との契約打ち切りを宣言するかもしれないのです。そんな不安定な雇用状態の人に、大事な仕事や、教えるが大変な作業を任せてくれるでしょうか。答えはNOです。
そのため、基本的に事務寄りの派遣社員は、単純な作業を任される傾向があります。核となる仕事は正社員の方が請け負っており、そのまわりの誰でもできるような、また単純な仕事が派遣社員に振られます。責任は軽いですが、それだけ自分の成長も見込めないですし、情報なども正社員の方とあまり共有されず、知識も増えません。同じ作業の繰り返しは、やがてマンネリをもたらします。そこで奮起して、派遣社員から正社員などに昇格される方も少なからずいますが、大部分の方はマンネリの中で契約期間を終えるのです。
私が登録した派遣会社
実際に派遣の仕事を紹介してもらう際に、時期は異なりますが複数の会社に登録しました。自分の希望する仕事が、1社で探してもらえればいいのですが、なかなか条件に合う仕事が良いタイミングで紹介されないこともあります。また派遣会社によっては事務系に強い、営業職に力を入れている、など特長もあるため、複数登録しておくことをお勧めします。
スタッフサービス→→ https://www.staffservice.co.jp/
テンプスタッフ→→ https://www.tempstaff.co.jp/
リクルートスタッフィング→→ https://www.r-staffing.co.jp/
アデコ→→ https://www.adecco.co.jp/
結局、長く利用させていただいたのはテンプスタッフさんでしたが、どの派遣会社も登録するとすぐに何件か紹介をしていただきました。すべて大手の派遣会社なので、案件も多いです。特にテンプスタッフさんはママ向けの仕事の紹介も充実しています。
まとめ

派遣社員の35歳定年説がありますが、実際に私はこの説、あると感じました。特に事務系の仕事では、なにか特別な資格や能力がない限り、同じようなレベルの場合は、若い方に紹介されるのかなと感じました。実際に、派遣会社の人にやんわりと言われましたし。。
ずっと働く予定であれば、個人のスキルアップが欠かせません。派遣社員を足掛かりに新しい仕事にチャレンジするのも有りですし、プライベートを重視したい方はしばらく派遣社員という働き方を選択することもいいと思います。ただ、自分自身の経験値をあげていかないと、年齢と共にやりたい仕事と紹介される仕事にギャップが出てくるようになるかもしれませんね。










